尼崎元浜店ニュース
- OBD車検とは？自動ブレーキカメラの不具合と車検の合否をわかりやすく解説［2025.11.17］
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こんにちは。車検のコバック尼崎元浜店です。
最近、「OBD車検って何？」「自動ブレーキの警告灯がついているけど車検は通るの？」というご質問をいただくことが増えてきました。
そこで今回は、
・普通の点検（これまでの車検）
・OBD点検
・OBD車検
この3つの違いと、自動ブレーキ用カメラに不具合があった場合の考え方を、できるだけコンパクトにまとめてみます。────────────────
1）普通の点検（これまでの車検）昔からある車検・法定点検は、主に次のような「機械的な部分」を見ています。
・ブレーキがきちんと効くか
・足回りにガタや異常がないか
・ライトやウインカーが正常に点くか
・排気ガスが基準の範囲かいわば「走る・曲がる・止まる」に必要なところが中心で、自動ブレーキやカメラなどの運転支援システムは、検査のメインではありませんでした。
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2）OBD点検とは？最近のお車にはコンピュータ（ECU）が載っていて、各部品の状態を常に自己診断しています。
OBD点検は、「その自己診断の結果を、点検の中で確認しましょう」というものです。・メーターの警告灯が、キーONで一度点いてから消えるか確認
・必要に応じて、診断機をつないでエラーコードを確認といった内容で、「機械の点検にプラスして、コンピュータの健康診断もする」というイメージです。
メーカーや車種にもよりますが、運転支援システムの不具合が発生している場合、
その故障を伝えるためにエンジンチェックランプを点灯させるものもあります。────────────────
3）OBD車検（OBD検査）とは？一部の新しいお車では、「OBD車検（OBD検査）」が始まっています。
車検証の備考欄に「OBD検査対象」と書かれているようなお車がこれにあたります。内容としては、
・従来のブレーキやライトなどの検査に加え
・診断機で読み取ったエラー情報を基に
・国が「重要」と定めた種類のエラーが残っていないか
を正式な「検査項目」としてチェックします。この「重要なエラー」が残っていると、
OBD検査が不合格＝車検も不合格
という扱いになります。つまりOBD車検は、
「機械の状態」だけでなく「コンピュータの状態」も、車検の合否に直結するようになった
と考えていただくとわかりやすいと思います。────────────────
4）自動ブレーキ用カメラに不具合がある場合の車検自動ブレーキ（前方カメラなど）に不具合があるときの考え方は、おおまかに次のようになります。
・OBD点検の対象外となるお車の場合
従来どおり、フットブレーキ・ライト・排ガスなどが合否の中心です。
カメラの不具合そのものは、原則として車検の直接の合否条件にはなりませんが、安全上の観点からは個別にご相談いただく形になります。・OBD点検はするが、OBD車検「対象外」の場合
点検としてはエラーを確認しますが、「エラーがある＝その場で車検不合格」とまでは決まっていません。
要点としては、安全支援システムの点検お知らせに加えて「エンジンチェックランプ」等が点灯していないかどうかになります。
これが点灯している場合は、車検を行うための修理の対象となります。・OBD車検の「対象車」の場合
自動ブレーキ用カメラの故障が診断機でエラーとして残っていて、その内容が「重要なエラー」に該当すると、OBD検査は不合格＝車検も不合格になります。
この場合は、カメラの交換やエーミング作業を行い、エラーを消したうえで車検を受ける必要があります。────────────────
5）ご自身のお車がどういう扱いになるか不安な方へここまでお読みいただいて、
「自分の車はOBD車検の対象なのか？」
「自動ブレーキの警告灯がついたままだけど大丈夫なのか？」
「カメラ交換が必要なレベルなのか、診断だけしてほしい」といった不安や疑問をお持ちの方も多いと思います。
車検のコバック尼崎元浜店では、
・車検前の事前診断
・OBD点検項目のご説明
・自動ブレーキやカメラまわりのご相談
も含めて、お客様のお車の状態に合わせてご案内させていただきます。「この状態で車検に通るのかどうかだけ知りたい」
というご相談だけでも大丈夫です。
一度車検証をご準備のうえ、お気軽にお問い合わせください。
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